バイエルンミュンヘンの本拠地であるアリアンツ・アレーナにて、FC Bayern Munich Youth Cup 2015が開催されました。
東日本大震災で被害にあった宮城、岩手、福島の子供達で編成された日本チームは、足元の技術を生かしたパスワークで崩す形を狙います。
雨の影響でグラウンドコンディションが悪く、ミスが目立ち、
初戦のタイ戦は勝利するも、最終的には6位という結果に終わりました。
参加した選手からコメントをもらいました。
―今大会を通じてドイツに招待されて、感じた事はありますか?
「自分は南相馬市出身で、原発の避難区域に住んでいたので、
震災直後は約2カ月はまともにサッカーをやれるような環境にはありませんでした。
そういった経験をしているので、震災から4年経ったいまでもこうやって継続してイベントを開催して貰える事にはとても感謝しています。」
選手たちは、ユースカップの前日に
FCバイエルン・ミュンヘンのトップチームの試合を観戦しました。
震災から4年が経過した今でも、
世界のトップチームが、東北の子ども達に
素晴らしい経験を与えてくださっています。