私たちは2011年12月に牡鹿半島(宮城県)の子ども達を
仙台にあるユアテックスタジアムに招待したプロジェクトから
度々、「その場から出す」ということを目的とした支援を行ってきました。
「未だに余震が続く熊本で、子ども達はストレスを感じている。
それだったら、1日でも一瞬でも、嫌なことを忘れて発散させてあげたい。」
先月、熊本で地震が発生した時に、
真っ先に動いたのが…
津波で家を無くした石巻の子ども達は
チャリティーフットサルを企画。
原発から25km南相馬で活動するマーチングバンドの
子ども達は募金活動を実施。
石巻の活動費、南相馬の募金を私たちに預けてくれました。
ちょうど5月11日に、熊本の隣にある鳥栖(佐賀県)にて
U-23オリンピック代表の親善試合があったので
熊本の子ども達を招待するプロジェクトを決行しました。
JFAより招待はできないと言われていましたので
チケットはみなさんからの募金により購入しました。
その数はなんと160人分!!
バス5台に分かれてスタジアムに到着。
ゆるキャラのガタゴウロウさんもお出迎え~
今回招待した「太陽スポーツクラブ」の子ども達が
横断幕を作ってきてくれました
サガン鳥栖サポーターで、お寺の住職さんが
150人分におにぎりを用意。
日本代表の応援に来ていた
サガン鳥栖サポーターさんに見送られて
前半、私達がいる方に日本が攻めてきて
さらにゴールもあり大興奮でした
愛媛からも募金と寄せ書きをお預かりしました
おにぎりを食べ終わった子たちは、
次々に立って応援を始めました!
後から感想を聞いたところ、
ちょうどこの日から1ヶ月ぶりに学校が再開。
久々に大好きな仲間に会い、みんなで来れたことが
何より嬉しかったそうです
選手がピッチからいなくなったあと、
日本サポーターから沸き起こったのは
「頑張れ熊本」コールでした。
そのコールに「ありがとう」と返す子ども達。
スタジアムの一体感。
サッカーの素敵さを
子ども達は体感してくれたかな。
※この招待についてサッカーキングさんに掲載いただきました
全国のサッカーファミリーから熊本へのエール…
石巻、南相馬の子ども達
その他、全国のサッカーファミリーのみなさんのおかげで
実施することができました。
ありがとうございました!
大成功で終わったと思っていた招待プロジェクト
1日でも早く余震がおさまることを願います。